友だちとうまく遊べない、会話になりにくい、すぐにかんしゃくを起こすなど、同年齢の子どもたちと比べて気になるところや心配なこと、不安なことはありませんか?

このようなことは誰にでもあり、周囲からも「よくあること」と言われたりするかもしれません。でも、原因の一つとして発達障がいも考えられます。発達障がいは育て方やしつけなどが原因ではありません。まずは専門機関に相談してみましょう。

 

早期発見

落ち着きがない、集団行動が出来ないといった子どもは、家庭や学校で叱られたり、注意されたりすること多く、また、友だちとの良好な関係づくりや「できた!」という達成感を感じる経験が少なくなる傾向にあります。このような状況の中では、自己肯定感を育む機会に恵まれることなく成長していきます。自己肯定感が低いと劣等感が生まれたり、自分の意見がいえなかったり、いつも不安を抱えていたりすることで、いじめや不登校、ひいきこもり、強迫神経症、不安障がい、チックなどの二次障がいを引きおこすことがあることがあります。この二次障がいを防ぐためにも、「何か変だな、おかしいな」ときになることがあれば、できるだけ早く障がいを発見することが大切です。

 

相談先 まずは身近なところから

どこに相談していいか迷ったら、まずは最寄りの役所の障がい福祉課に問い合わせてみてください。適切な相談先を紹介してくれますよ。

 

市区町村保健センター

保健センターは市町村によって設置された施設です。母子保健・老人保健に関する相談や、幼児健診・予防接種・がん検診などを行っています。発達障がいに関しては、発達やことばに関する相談や医療機関の紹介も可能です。

 

児童相談所

各都道府県や政令指定都市に設置された施設です。児童に関するさまざまな悩みごとを相談することができます。育成・保健の相談や発達障がいの相談をはじめ、発達検査を受けることもできます。医師・児童福祉司・保健師・児童心理司・言語聴覚士など、専門家から療育についてのアドバイスを受けることもできます。

 

子育て支援センター

厚生労働省の子育て支援事業として設置されている施設です。運営は自治体や民間委託です。孤立しがちな子育て家庭と地域をつなぐ役割を持ち、育児不安についての相談や適切な機関の紹介も行っています。対象は主に、0歳から就学前までのお子さんと保護者です。

 

発達障がい者支援センター

各都道府県や政令指定都市に設置されています。発達障がいのある者とその家族を支援するために設置された公的な施設です。発達障がいのある幼児から成人までが対象となっており、発達や就労等に関する相談を受けたり、関係する機関との連携を持ちながらの支援を行ったりしています。
http://www.rehab.go.jp/ddis/%E7%9B%B8%E8%AB%87%E7%AA%93%E5%8F%A3%E3%81%AE%E6%83%85%E5%A0%B1/#_928